【体験談】借金問題を解決するために弁護士に相談!債務整理相談のリアルをブログで解説

借金返済
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こんにちは、ごるぴーです。

ぼくは2022年に債務整理の中の任意整理を実施しましたが、
そこから遡ること更に2年前の2020年、知り合いの紹介で弁護士に債務整理について相談にいった事がありました。

というわけで、今回はその時の体験談をお話しします。

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当時の借金の状況

住宅ローン系残高

約1800万円

車のローン残高

約38万円

クレジットカードリボ残高

約140万円

消費者金融系残高

約80万円

住宅ローン毎月の返済額

約6万6千円

住宅ローン以外の毎月の借金返済額

約11万円

債務整理する上で外せない3つの条件

借金して苦しんでる癖に何が条件だ!

と怒られてしまいそうですが、家族の状況も考え今後も仕事を続けながら生活を維持していくために3つのどうしても譲れない条件がありました。

家は取られたくない←万が一家を取られてしまうと4LDKで庭付きカースペース2台、月々6万6千円の現状を考えると賃貸に移る方がデメリットが大きい。

車も取られたくない←仕事で使うのでなくなるとツラい。

会社にはバレたくない←債務整理したことがわかるとクビになってしまう。

債務整理3つの種類

自己破産

自己破産は裁判所を通して今ある借金をゼロにすることができます。

ただし、メリットが大きい分デメリットも大きく自己破産手続き開始後はブラックリストに載ってしまい10年くらいはローンを組むことができなくなります。

それだけならまだいいのですが、全てのローン、借金に対して手続きの影響が及ぶので現在ローン返済中の家も資産価値のある車も取られてしまいます。

さらに、資格の制限もあります。弁護士や税理士、宅建士などの士業は資格を停止されてしまう可能性があります。

ぼくは当時保険外交員をしていて、保険の営業をするにあたり保険募集人の資格をとっていたのですが、この資格も停止されてしまう可能性があるそうです。

ということは、ぼくが現状で自己破産の手続きをした場合、家と車そして仕事もなくなってしまうことになり、上であげた『債務整理をする上で外せない3つの条件』が全て満たされなくなってしまうというわけです。

なのでこの自己破産の手続きはぼくには合っていないようです。

個人再生

個人再生は簡単にいうと自己破産の一歩手前のような手続きです。

自己破産と同じように裁判所を通す手続きで、法的な拘束力が働きます。

自己破産のように全てのローン、借金に対して影響が及ぶものではなく、基本的には住宅ローンを除いたその他の借金に対して手続きを行うことができます。

つまり、

家は今後も住宅ローンを支払い続けることを条件に、そのまま住み続けることができます。

ただし、全ての借金をゼロにできる訳ではなく、借金総額が1500万円以下の場合は約5分の1、最低残高100万円まで借金を減額しその減った金額を3年から5年をかけて返済していくことになるそうです。

ぼくの場合、住宅ローン以外の借金は約260万円ほどなので、5分の1にすると残高が52万円となりますが、最低残高は100万円になるので48万円ではなく100万円を3年から5年をかけて返済していくことになります。さらに資格の制限もないため現職を続けることもできます。

もちろん個人再生にもデメリットはあり、ブラックリストに載ることはもちろんのこと、ローン返済中の車は取られてしまいます。

また、多少なりとも手続き後に支払いが残る個人再生は自己破産よりも審査が厳しく安定的な収入が確保できるなどの要件を満たす必要があり、審査の結果手続きをとることができない可能性もあるそうです。

注意点としてマイホームに住宅ローン以外の抵当権が付加されている場合はそちらにも影響が及んでしまうため、結果的に住宅を取られてしまうのでこの場合も個人再生の手続きは取れません。

さらに会社にバレてしまう可能性もあるとのこと。

どこでバレてしまうのかというと退職金がある場合です。

手続きの際に裁判所から「退職金見込額証明書」の提出を要求されることがあるそうです。

これは勤務先から取得す必要があるのですが、退職金見込額証明書は、個人再生や自己破産以外で必要となることはほとんどないため、発行を依頼した際に、勤務先に突っ込まれ、バレてしまう可能性があります。

なお、会社の就業規則に退職金規定があればその写しと、弁護士が作成した「退職金規定に基づく計算書」を提出することで、退職金見込み額証明書の発行を勤務先に依頼しなくても済むことがあるようです。

とはいえ、うまく審査に通った場合260万円ある借金が100万円になって利息もつかず家もそのままのため、今の家に住み続けながら月々の返済額も減った上で借金完済の目処が立つのは魅力です。

任意整理

任意整理は裁判所を通す手続きではなく、弁護士が個々の債権者との間で借金の利息カットなどを交渉する手続きです。

利息がカットされるのであとは元本だけを返していけばいいということです。

法的な拘束力がないぶん、資格の制限や財産の没収と言ったデメリットもありません。

ぼくは弁護士の先生に相談するまでこの任意整理の手続きを第一に調べて検討していました。

ネットなどで調べていると『今後発生する利息を全てカットすることができ、結果、毎月の返済額が大幅に減った』などの声を目にしていたためデメリットも少なく18%などの大きな金利を減らし返済額が大幅に減るのであればと安易に考えていました。

しかし実際に弁護士に話を聞くとぼくの場合は思っていたより厳しい現実がありました。

弁護士の先生によると任意整理の場合は、

①交渉によって必ずしも全ての利息がカットになる訳ではない。

一昔前までは法定利息以上の金利をかけて貸し出しをしていた金融機関もあったようですが現在は法律の範囲内の金利で貸し出しをしている金融機関がほとんどのため、今後発生する金利を全てカットすることが難しくなっている。

②そもそも交渉に応じてもらえない可能性がある。

特に借入期間が短かったりすると債権者側も利息によるメリットをそれほど得られていない為、交渉自体に応てもらえない可能性もある。

③場合によっては利息があまり減らずブラックリストには載ってしまう可能性がある。

任意整理の交渉は弁護士が直接債権者側に対して行うのですが、まだ実際に交渉に入っていなくても弁護士側から交渉の通知を出した時点でブラックリストには載ってしまうようです。

つまり、交渉の結果思うような借金の減額ができず、任意整理を考え直したいと思ったとしてもブラックリストには載ってしまうので今後5年から10年ほどの間はローンを組んだりクレジットカードを作ったりということができなくなってしまう。

ということでした。

現状と条件を伝えた上で弁護士に提示された最善策

以上を踏まえた上でぼくの場合、債務整理をするとすると、最終的には個人再生をする前提でまずは任意整理の交渉をしてみて、思うような結果にならない場合は個人再生の手続きに移っていくのがベストではないかとの提案になりました。

事前に債務整理については調べていたので、ぼくとしては任意整理が最善策と思っていました。しかし、実際に現状を全てお伝えした上で弁護士の先生に相談してみると事前に調べていた内容とはかなりギャップがありました。

 

まとめ

今回は弁護士の先生に債務整理について相談した時のことをお話ししましたが、実は実際にぼくが債務整理を実施したのはこの2年後のこと、更に借金が膨らんで、支払いが追いつかなくなってからでした。

当時、ぼくとしては前向きに、任意整理を第一に最終的には個人再生をしてでも現状を好転させられるようにしていこうと思ったのですが、

なかなか踏ん切りがつかず、ずるずると借金を繰り返しながら2年の歳月を無駄にしてしまいました。

今思えば、あの時に決断できていれば、もっと早く状況を好転させられたのでは?
と時々思います。

借金に困っている方、毎月の支払いで四苦八苦している方はぜひ、
ご自身で自分の借金がいくら減るのかを相談し、いち早く行動に移すことをお勧めします。

とはいえ、

相談に行くのはちょっと。。。
もう少し考えてから。。。

という方もいるかもしれません。
当時ぼくは知り合いの紹介ということもあり、対面で相談を実施しましたが、
メールや電話でも簡単に相談ができますので、
まずは実際に借金がいくら減るのかメールや電話で相談してみてください!

借金を本気で返そうと思った時、
一番最初に必要なのが現状を知ることです。

自分の借金としっかり向き合い、減額相談でゴールを定めて見てください。

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