任意整理をするとブラックリストに載るって言うけど、実際どのタイミングで載るんだろう？
こんにちは、ごるぴーです。
今日はブラックリストって何？
と言うお話です。
任意整理は、借金問題を解決するための一つの方法ですが、任意整理を行った後にはブラックリストに載るというデメリットがあります。この記事では、任意整理後にブラックリストに載る期間について詳しく解説し、その期間中に何が起こるのか、そしてどのように対策を取るべきかをお伝えします。
任意整理とは？
任意整理は、借金を減額するために債権者と交渉し、返済計画を見直す手続きです。弁護士や司法書士が代理人となり、借金の一部を免除したり、返済期間を延長したりすることで、借金返済の負担を軽減します。
任意整理について詳しくはこちら↓
▶︎【債務整理】自己破産だけだと思っていませんか？借金を減らす３つの方法
ブラックリストとは？
実際にブラックリストと呼ばれるリストが存在するわけではありません。
信用情報機関に登録されることで、金融機関からの信用が著しく低下する状態を俗に「ブラックリストに載る」と言います。任意整理を行うと、その情報が信用情報機関に登録され、その情報は新たな借り入れやクレジットカードの発行の際に開示する必要があるため、借入やカードの新規発行が難しくなります。
任意整理後のブラックリスト期間
任意整理後にブラックリストに載るタイミング
任意整理を開始すると、その手続きが完了するまでの間に信用情報機関に登録されます。具体的には、任意整理の契約が締結された時点でブラックリストに載ることになります。
ブラックリストから解除されるまでの期間
任意整理後、ブラックリストから解除されるまでの期間はおおよそ5年間と言われます。ただし、信用情報機関によっては、この期間が異なることがありますが一般的には、次のような期間と言われています：
- JICC（日本信用情報機構）：約5年
- CIC（株式会社シー・アイ・シー）：約5年
- KSC（全国銀行個人信用情報センター）：約5年
確実な期間ではありませんが、この年数何も金融事故を起こさないでいると、信用情報が更新され、真っ新な状態に戻る様です。
ブラックリストに載る影響
ブラックリストに載ることで、次のような影響があります：
- 新規のクレジットカードの発行が難しくなる
- ローンの申請が通りにくくなる
これらの影響は一時的なものであり、ブラックリストから解除されれば再び信用を回復することが可能です。
ブラックリスト期間中の生活と対策
ブラックリスト期間中は、次のような対策を講じることが重要です：
- 現金主義の生活：クレジットカードが使えないため、現金での支払いを徹底します。
基本的にクレジットカードは使えなくなります。さらに新規発行もできなくなる為、クレジットカードを使わない生活を送る必要があります。ただし、デビットカードやペイペイなどのキャッシュレス決済は今まで通り使えますので、積極的に利用しましょう。
また、ぼくの場合、一部クレジットカードは任意整理後も利用が可能でした。
だからと言って折角任意整理をしたのにこのカードでまたリボなんかを繰り返しては目も当てられません。ぜひ使わないことをおすすめします。 - デビットカードの利用：デビットカードは即時決済のカードです。クレジットカードと同様に利用できますが、利用すると紐付けされた銀行口座から引き落としとなるので、手持ち資金を超えての支出がなくなり、支出管理に役立ちます。任意整理後でもVISAやMASTERなどの国際ブランドのものを作れますので、お好きなものを作って利用できます。
- 節約と貯蓄：出費を抑え、貯蓄を増やすことで、経済的な安定を図ります。
この機会に借金体質を改め、計画的な節約・貯金を進めましょう。
そしてできるだけ早く債務を完済し資産を増やしていく努力をしましょう。
よくある質問（FAQ）
任意整理後、すぐにブラックリストに載るの？
任意整理の手続きが開始されると同時に信用情報機関に登録され、俗に言うブラックリストに載ることになります。
ブラックリストから解除された後も、信用はすぐに回復する？
債務を完済して約５年を経過するとブラックリストから抜け、クレジットカードなどを作成しやすくなると言われています。もしクレカが作れるようになっても、同じ道を辿らないようしっかり考えて使うようにしましょう。
ブラックリスト期間中にローンを組む方法はある？
基本的には難しいですが、一部の消費者金融や信用金庫では、特定の条件下でローンを提供する場合があります。カーローンなどは任意整理をしていないローン会社を使ったり連帯保証人などを立てると審査に通るケースもある様です。ただし、それでも任意整理中にローンの審査に通る確率はかなり低いので、ローンは通らないと思っておくのが無難です。
逆に万が一ローンが組めてしまった場合には要注意です。それにより新たに借金が増え、支払いが困難になり、改めて債務整理等にならないよう慎重になりたいですね。
まとめ
任意整理後にブラックリストに載る期間について詳しく解説しました。この期間中は生活に一定の制約が生じますが、適切な対策を講じることで乗り越えることが可能です。任意整理を行った後も、信用を回復し、再び経済的な安定を取り戻すための努力を続けましょう。
この記事が、任意整理後の生活に対する不安を軽減し、前向きなステップを踏み出すための助けとなることを願っています。もし、さらに詳しい情報や個別の相談が必要な場合は、専門の弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。
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