任意整理のデメリットとは?知っておくべき5つのポイントと回避方法

借金返済
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任意整理は借金を減額できる可能性があるからメリットも多いけど、

デメリットもある。今回は任意整理のデメリットについて詳しく解説するよ!

任意整理は借金問題を解決する債務整理の中の一つとして広く利用されていますが、
その手続きにはいくつかのデメリットも存在します。
今回の記事では、任意整理を検討する際に知っておくべきデメリットにフォーカスし、それらを回避するための方法を実際に任意整理中のぼくが紹介します。
ぼく自身は任意整理を実行に移して本当に良かったと思っていますが、正しい知識を持って、自分自身で適切な判断ができるようにしましょう。

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任意整理とは?

任意整理は、債務整理の手続きの一つで、借金の返済に困った際に、弁護士や司法書士が債権者と直接交渉して返済条件を見直す手続きです。裁判所を介さずに行うため、比較的簡単に手続きが進められます。主に、返済期間の延長や利息の減免を目指します。
債務整理の種類についてはこちら
▶︎【債務整理】自己破産だけだと思っていませんか?借金を減らす3つの方法

任意整理のメリット

任意整理の主なメリットは以下の通りです。

  • 返済条件の緩和毎月の返済額が減ることにより、生活費の圧迫が軽減されます。
  • 裁判所を介さない手続きが比較的簡単で迅速に行われます。
  • 自己破産を避けられる自己破産と異なり、マイホームや車など財産を手放す必要がありません。

任意整理のデメリット

任意整理には以下のようなデメリットがあります。

1.信用情報への影響

任意整理を行うと、信用情報機関にその情報が登録されます。これにより、以下のような影響が生じます。

新たな借り入れが難しくなる

信用情報にキズがつくため、新たなクレジットカードの発行やローンの借り入れが難しくなります。
今持っているクレジットカードもほぼ使えなくなります。

俗に言うブラックリストに載るってヤツだ。

住宅ローンや車のローンが組みにくくなる

将来的に大きな買い物をする際にも影響が出ます。
任意整理をすると完済してから5〜7年くらいはブラックリストに情報が載ってしまいます。
マイホームの購入などを検討していて安易に任意整理をしてしまうと、しばらくはローンが通らなくなる可能性が高いので、計画の見直しが必要です。

2.任意整理が失敗するリスク

任意整理は債権者との交渉が前提となるため、以下のリスクがあります。

債権者が交渉に応じない可能性

すべての債権者が任意整理に同意するわけではありません。特に、金融機関以外の債権者は交渉が難しい場合があります。個人から借り入れをしている場合などがこれにあたります。
金融機関はある程度の貸し倒れのリスクは考慮しているので、早々に元本だけでも回収を目指します。

交渉が長引くリスク

交渉が難航すると、手続きが長引き、結果的に解決までの期間が延びる可能性があります。
通常、任意整理では債権者との交渉に3〜6ヶ月の期間を要すると言われていますが、交渉が長引けばそれだけ借金完済の道も遠くなります。
ちなみに、僕の場合は6社との和解が成立するまで約1年がかかりました。

3.弁護士・司法書士費用

任意整理を行う際には、弁護士や司法書士に依頼することが一般的です。これには以下の費用がかかります。

弁護士費用:債権者1社あたり5〜15万円ほど

ぼくの場合は6社で407,000円で、
これを分割で支払う契約となっておりました。

弁護士費用が高額になる場合があり、経済的な負担となることがあります。
また、あまり少額な借り入れを任意整理する場合は思ったような成果が見込めない場合もあります。

一般的には借金50万円以上、返済総額70万円以上が債務整理をする際の目安です。

 

4.支払総額の増加

任意整理によって返済期間が延びることにより、以下のような影響が出る可能性があります。

総返済額の増加

利息が減免されても、返済期間が延びることで総返済額が増加することがあります。

新たな借り入れが難しくなる

任意整理後も借金を抱え続けることが経済的な負担となります。
任意整理は自己破産のように借金がゼロになるわけではないので、和解後の金額を完済まで払い続ける必要があります。
しっかりと毎月支払いが可能な額になるのかどうか弁護士に相談しましょう。
ただし、将来利息のカットで支払い金額が明確になり、支払日、支払い先が一つになる点、督促等がなくなる点はメリットになります。

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5.その他の制約

任意整理を行うと、以下のような制約が発生することがあります。

クレジットカードの使用制限

任意整理後は新たなクレジットカードの発行が難しくなるため、現金主義に移行する必要があります。また、自身が主契約者の家族カードを配偶者等の家族が使用している場合、そのカードの利用もできなくなります。
クレジットカードの代替手段としては、デビットカードやプリペイド式のカードの利用が推奨されます。

社会的信用の低下

信用情報に傷がつくことで、社会的な信用も低下する可能性があります。
債務整理の中でも裁判所を介さず整理をするのが任意整理のメリットですので、
任意整理をしたことは自分から言わない限り他にバレるリスクは限りなく少ないですが、
信用情報に傷がつくことで、社会的な信用も低下する可能性があることも理解しておきましょう。

デメリットを回避する方法

任意整理のデメリットを回避するためには、以下の方法を検討することが重要です。

事前に情報収集を行う

任意整理のメリット・デメリットを十分に理解し、適切な判断を下すために情報収集を行いましょう。ぼくもそうでしたが、借金をしていて支払いに追われていると判断能力が低下します。安易に飛び付くのではなく、しっかりと考えて行動しましょう。

信頼できる専門家に相談する

弁護士や司法書士などの専門家に相談し、自分にとって最適な解決策を見つけましょう。
まずは、相談することが第一です。

本当に自分は債務整理を実行するべきなのか。
債務整理をせずに借金を完済する方法はないのか。
債務整理をするといくらの減額の可能性があるのか。

等、まずは無料相談でしっかり話を聞き、任意整理をする、しないはそこから考えましょう。

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早期に手続きを開始する

弁護士に相談をしたら、問題が深刻化する前に早めに手続きを開始することで、リスクを軽減することができます。

ぼくは債務整理の相談から実際に任意整理をするまで約2年の時間が空きました。
ただ、その間にも借金は膨らみ、首が回らず、精神的にも肉体的にも疲弊してしまいました。

任意整理を実行すると決めたら、早期に手を打ちましょう。

まとめ

任意整理は借金問題を解決する有効な手段ですが、デメリットも存在します。
この記事で紹介したデメリットを理解し、それを回避するための方法を検討することで、任意整理を成功させることができます。
借金は自分が蒔いた種、ということが多いと思いますが、どうしても辛い時は1人で悩まず必ず相談しましょう。
適切な判断を下し、一刻も早く健全な経済生活を取り戻すことが重要です。

 

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