消費者金融からお金を借りるのって勇気が入りますよね。
ザ・借金って感じだし。
世間体も悪いし。
でも、実はそんな消費者金融からの借金よりもさらにタチが悪くて怖い借金があるんです。
それは
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リボ払い
今回はぼくがリボ払い地獄にハマった体験談をお話しします。
リボ払いは、クレジットカードの支払い方法の一つ。
毎月の支払いを一定額に固定して、金利と一緒に返済していく支払い方法です。
分割払い→支払い回数を指定する。
リボ払い→毎月の支払い額を指定する。
債務整理前のリボ残高と金利
債務整理を実施する前、
ぼくは今4つのクレジットカードでリボ払いをしていました。
- 楽天カード 約43万円 金利15%
- エネオスカード 約19万 金利13.2%
- UCカード 約70万円 金利15%
- PayPayカード 約8万円 金利18%
トータル 約140万円をリボ払いにしていた状態です。
リボ払いはなんだかんだ言って借金です。
そこに気づかないと泥沼にハマります。
まずはリボ払いが借金であるという認識を持つべきでした。
リボ払いが消費者金融よりも恐ろしい3つの理由
①借入のハードルが低い
消費者金融と違いリボ払いのハードルはとても低いです。
それはなぜか?
消費者金融で新たに借入をしようと思うと、
消費者金融(アコムとか)に申請をして審査に出す
⬇️
承認をもらう
⬇️
店舗やATMで借入をする
という流れになるので、最初に借りるまでのハードルってすごい高いんです。
あとは心理的なところで、消費者金融という負のイメージが強いのでやっぱりそこでも初めて借りる人はハードルは上がります。
一方でリボ払いについては、もうすでに持っているクレジットカードから簡単に支払い方法を変更することができます。
だから借金という感覚がない人もいて、
知らず知らずのうちに借入を増やしていってしまうケースがあります。
②支払いが長期にわたる可能性がある
おそらくリボ払いを利用する時というのは、
高額の買い物をしてしまったが今現在まとまったお金がない。
という時だと思います。
そんな時に支払額を5万円など高額で設定する方はいないので、
1万円など小額支払額を設定して払っていくって方がほとんどです。
ただ、リボ払いは毎月の支払額を小額に設定するほど、支払い期間も長く総返済額も高くなってしまいます。
長期の支払い中にまた、リボを使う機会があれば、それこそ雪だるましきに負債が増えていってしまいます。
③実は金利が消費者金融並みに高い
ぼくが借入していた消費者金融アコムの金利が18%なのに対して、楽天カードなどのリボ払いの金利は15%です。PayPayカードに至っては実質年利18%と消費者金融と変わりません。
実は高い高いと言われている消費者金融の金利とそんなに大きく違わないんです。
なので、借入がしやすく金利が高いというところで、実は消費者金融よりも
返済地獄にハマる可能性が高いんです。
なぜリボ払いを使ってしまうのか
ぼくは当時、生活費のほとんどをクレジットカードで払っていました。
カード払いにすると支払いが遅れてやってきます。
例えば先月にカードを切った物が今月、もしくは来月の支払いになります。
前月のクレジットカードの支払いで今月のお給料がほぼ消えてしまうということも非常に多かったです。
いわゆる自転車操業です。
給料日に給与口座がすっからかんになることも多かったです。
そんな支払い方をしているので、支払額が足りない月などはリボ払いを利用してしまいます。
例えばクレジットカードで10万円支払額が足りなかったとしてもリボ払いにすることによって当月の支払いはなくなり、翌月から定額1万円などを払っていけばよくなります。
すごく使いやすくて、負担が軽くなったように錯覚していました。
ただし、ここには金利が乗ってくるので、当たり前ですが支払いの総トータルはリボ払いを使えば使うだけ高くなっていきます。
そして、感覚が麻痺してしまい、次から次にリボ払いをしてしまい、雪だるま式に借金が増えて行ってしまいました。
終いには毎月の返済で徐々に首が回らない状態になっていきました。
まさに、茹でガエル状態です。
そうは言ってもカードを使わないわけにはいかないし…
ただ、いくら消費者金融より怖いからと言っても、クレジットカードもリボも使いたいし、ないと生活ができないって方もいると思います。
ぼくもそうでした。
特にキャッシュレス決済が一般化して現金を持ち歩く機会が少なくなってきた今の時代、クレジットカードは便利で必須のツールですし、現金で支払うよりも管理がしやすい物であるのは確かです。
ただ、ぼくを含め、借金しやすい体質の方、悪い言い方をするとお金にルーズな方はその体質からしっかりと変えていかなければいけないと思います。
クレジットカードだとどうしてもお金があると錯覚してしうので、クレジットカードの代替手段として、デビットカードやプリペイド式のカードが重宝します。
デビットカードは口座にあるお金しか使えないので、クレジットカードより管理がしやすくなります。
プリペイド式のカードもVISAやmasterなどクレジットカードのブランドが使え、事前に入金して使用するので、自分の許容範囲をオーバーした使い方をする心配がありません。
ぼくの場合は、手持ち資金がない中でいきなりデビットカードやプリペイド式のカードに切り替えるのは大変なので、少しづつクレジットカードを使う場面を減らしていきました。
実店舗でもネットでの支払いでもクレジットカードが使えるお店・サービスではほとんどの場合デビットカード・プリペイド式カードが使えるので、リボ払いに苦しんでいる方はぜひ今から考え方を変え、挑戦してみてください。
まとめ
今回はリボ払いが実は消費者金融よりも恐ろしい3つの理由というのをぼくの実体験と合わせて解説してきました。
実際にリボ払いを利用して、負債が膨らんでしまった後ではどうにもならなくなってしまうこともあるので、リボ払いは立派な借金だという認識をしっかりと頭に入れて、できれば利用しない。
最悪使うような場合もこの点しっかりと理解して使っていていただくと返済地獄にハマらなくてすむはずです。
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